水泳部でのTシャツ活用

水泳Tシャツの色と素材

水泳部でチームTシャツを作る場合には、その素材と色に注意するようにしましょう。もちろん気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、素材を間違えると着心地が悪くなってしまうこともありますし、色を間違えるとTシャツの中身が丸見えになってしまう可能性もあります。具体的には、素材はドライ加工のものを、色は暗いものを使いましょう。
 
Tシャツの素材は、実に様々です。日常生活で着用するようなTシャツの多くは、おそらくドライ素材ではないのではないかと思います。一方で、ドライ素材のものはスポーツなどで利用するTシャツに取り入れられています。ドライ加工のTシャツは、汗をかいてもすぐに乾きますので、スポーツシーンに向いているのです。
 
それでは、水泳はどうなのでしょうか?水泳中は水の中にいますので、汗をかいているかどうかはわかりません。実際には汗をかいていると言われていますが、プールや海の水と混じって判断ができないのではないかと思います。しかし、少なくとも体全体が濡れる競技になりますので、陸上のスポーツよりもドライ素材のTシャツが必要なのではないでしょうか?
 
もちろん水から上がったらバスタオルなどで体をしっかりと拭くのではないかと思います。しかし、それでも100%水分を拭き取ることは不可能ですし、身体が乾いたとしても水着は水を吸っていますので、上に羽織った衣類はどうしても濡れてしまいます。そんなときに、普通の素材のTシャツを羽織っていると、水分がTシャツに移ってびちゃびちゃになってしまいます。
 
しかし、ドライ素材のTシャツであれば、例え水着の水分が移ってしまったとしても、短時間で乾いてしまいます。もともと汗をかいてもすぐに乾くような素材になりますので、水分であるプールの水も同様にすぐに乾きます。最安値のTシャツと比べると若干価格が高くなりますが、着心地を考えるとドライ素材のものが良いのではないかと思います。
 
ドライ素材のTシャツにも、様々な色があります。すぐに乾くといっても、乾くまで多少は時間がかかりますので、水にぬれた部分の色は一時的に変色します。そのため、例えば真っ白のTシャツを着ていると、水にぬれた部分が透けて見えてしまうことがあります。もちろんTシャツの厚さにもよりますが、それが嫌だという選手も多いはずです。
 
例えば、黒や紺などのドライ素材のTシャツであれば、水に濡れたとしても濡れた部分が濃くなるだけで、透けて内部が見えてしまうというようなことはないでしょう。Tシャツの上にさらにジャージを羽織るなどするのであれば全く問題ないのですが、Tシャツだけ着るという方もいると思いますので、できるだけ濃い色の下ほうが良いのではないかと思います。

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